仕事と治療の両立支援を支える外部相談窓口|仙台さんぽ
社員が大きな病気や不調に直面したとき、企業側もまた、「どう対応するのが適切なのか」という迷いの中に置かれます。 就業規則通りの対応で良いのか、個別の配慮をどこまで行うべきか。そこには、ただ一つの正解があるわけではありません。
仙台さんぽは、医療的な専門性と、組織運営の視点の双方から、 企業の判断を整理し、納得して前に進めるための外部相談窓口です。
仕事と治療の両立支援とは
(企業に求められる視点)
両立支援は、単に社員に優しくすることや、要望をすべて受け入れること(配慮)だけではありません。 企業として「安全に働ける状態か」「組織として許容できる範囲か」を見極める、高度な「判断」の問題でもあります。
制度上のルールと、現場の現実。その狭間で生じる迷いを整理し、 企業と社員の双方が納得できる着地点を見つける作業こそが、両立支援の本質です。
企業が両立支援で迷いやすいポイント
休職か、就業継続か
主治医からは「就業可能」と出ているが、現場からは「今の状態では任せられる仕事がない」という声が上がっている場合、どう判断すべきか。
主治医意見書の扱い
診断書から、具体的な配慮事項が読み取れない。どの程度まで会社側から医師に確認して良いのか分からない。
業務調整と配置転換
本人は元の業務を希望しているが、体力的に難しい。配置転換を提案したいが、不利益変更にならないか、本人のモチベーションをどう扱うか。
現場への説明
特定の社員への配慮を行う際、公平性を気にする他の社員や、負担が増える現場へ、プライバシーを守りつつどう説明し協力を得るか。
仙台さんぽが行う両立支援の考え方
判断を代行しません
「こうしてください」と正解を押し付けることはしません。最終的な決定権は常に企業にあります。私たちはその判断に至るまでの整理を担います。
判断材料と論点を整理する立場です
医学的な見地、労務管理の観点、そして現場の運用可能性。これらをテーブルに乗せ、「何がリスクで、何が可能か」を整理します。
支援の進め方
(企業の判断を整理するプロセス)
状況整理
まずは事実関係を整理します。本人の状態、主治医の見解、現場の状況など、判断に必要なピースを揃えます。
できること/できないことの切り分け
感情論ではなく、業務として「譲れないライン」と「配慮できる範囲」を明確にします。
選択肢の整理
複数のシナリオ(A案:復職、B案:休職延長など)を出し、それぞれのメリットとリスクを可視化します。
運用への伴走
決定した内容を、実際に現場でどう運用するか。具体的なルールや周囲への伝え方まで落とし込みます。
なぜ、外部相談先として関わるのか
社内だけで判断しようとすると、どうしても「情」や「過去の経緯」が入り混じり、冷静な整理が難しくなります。
また、主治医とは異なり、私たちは「企業の組織運営」の視点も深く理解しています。
利害関係のない第三者として、感情と制度の間に入り、 現場にも経営にも寄りすぎない「フラットな視点」を提供できることが、私たちの強みです。
こんな企業に向いています
初めてメンタル不調や難病の両立支援に対応する
前例がなく、何から手を付けてよいか迷っている
社内会議だけで判断しきれず、時間が過ぎてしまっている